さよならありがと氷川丸。

氷川丸が営業終了と聞いて結局いてもたってもいられなくなって、朝からお供のO君と山下公園へ。これまで何となく通り過ぎてしまった氷川丸だが、じっくり見ると、なんとも美しい船型をしている。本当に見に来てよかった。これぞ男のロマン


1930年に客船として建造され、戦時中は病院船や復員輸送のための船として活躍し、戦後再び客船として太平洋を横断した。ほとんどの病院船が撃沈された中、奇跡的に生き残ったのがこの氷川丸だった。色々な人の思いの詰まった船だ。今後どうなるのかは知らないが、しっかり保存してもらいたい。どこかに移動するのだろうか。曳航に失敗して沈没とか絶対やめてね。

氷川丸見学後、感傷に浸っているとお供のO君が言った。「確かに船にはロマンはありますが、ロマンスはありませんね。」
あまりにうまいので、モアーズで座布団を3枚買ってあげることにした。