菜乃ちゃんとジョギングで腹痛

kakut2006-04-15

とにかくジョギングをせねばらない。東日本国際親善マラソンが迫っている。2度目のハーフマラソンが1週間後なのである。


私がジョギングをせねばならぬ理由は3つある。


1つ目は、前回のハーフマラソン大会の前にほとんど練習をしなかったがために、途中で足が痛くなってしまったのだが、そういう事態を防ぐためである。


2つ目は、やはり向上心とでも言うか、前回より早いタイムを出したいという欲によるものである。


3つ目は、どうしても負けられない相手がいるからである。
あろうことかハーフマラソン初挑戦の後輩Tが「正直、kakutさんには負けない自信があります。うふふ。」などと不遜な態度を示したものだから、私はぎゅんぎゅんに腹を立てている。


人を行動に駆り立てるもの。善意。好意。嫉妬。そして怒りである。
私は、腹でコトコト怒りを煮込みながら、砧公園のジョギングコースへと向かったのであった。ぎゃふん、とか、うきゃん、とか、おびゃん、とか言わせてやるのだ。


私は怒りに任せてアクエリアスを飲み、怒りに任せて自転車をこぎ、怒りに任せて走り出したのであった。


因果なものである。まだ一周目だというのに脇腹が痛い。怒りを煮込み過ぎたか。だが、こんなことで屈する私ではない。練習で途中棄権など男の恥以外の何者でもない。


さらに今日の私にはiPodがついている。麗しの合歩土菜乃ちゃん、いや、nanoちゃん。おかげでいつしか私の脇腹痛は癒され、無事予定の10キロを走ることができたのだった。ありがとう、菜乃ちゃん。


すっかりいい気分の私は、帰路につき、家でシャワーなど浴び、本を読むため近所の喫茶店に向かった。そしてコーヒーを飲んでいたら、とんでもない腹痛に襲われて慌ててトイレに駆け込んだのだった。うきゃん。