日本史補習in京都・奈良

日本史の補習ということで京都と奈良に行ってきました。紅葉の時期と重なったのは偶然としか言いようがありません。

まずは、奈良時代の復習ということで、728年に聖武天皇が建立した東大寺にやってまいりました。曇り空の天気、ひんやりとした空気の中、雑誌サライで紹介されていた大人の散歩コースを辿っていると、素晴らしい紅葉に出くわしました。

大仏殿、二月堂、三月堂と、サライの言う通りに歩みを進め、とうとう最後の戒壇院にやってまいりました。戒壇院は、鑑真の指示によって建てられた小さな木造建築で、中には四天王像があるだけなのですが、この四天王像が傑作です。大仏様より四天王像の力強さに心うばわれました。

奈良時代の復習を無事終えたところで、次は平安時代。JR・バスと乗り継いで清水寺へとやってきた。参道を歩く人の数を見て愕然とした。こんなにもの数の人が日本史を自主的に補習しようと、この寺に集まっているのである。なんと美しい国
清水寺の紅葉は、まだ1-2週間くらい早いかなという感じだったけれど、十分に歴史を堪能しました。

夕方過ぎ、雨も降り出してきた。お供のO君に、「さて、そろそろ帰ろうか」と言うとO君は、「京都の食を味わわずして帰れますか」と言うのだ。「だって君、我々は歴史の補習に来たのであって、食事を楽しみに来たのではないのだよ」と諭すと、O君は「何を言ってるんですか。食文化は立派な歴史です。それを学ばずに帰れるでしょうか。」と素晴らしいことを言ったので、先斗町の鴨川沿いの店で一杯ひっかけながら京湯豆腐を食べた。「kakutさん、四天王の名前言えますか」「タングステンじゃないよね。ははは」。。。


まだまだ補習が足らない。