ハナミズキ

私は、ウィスキーの次くらいに一青窈が好きなのだが、特にハナミズキという曲が一番気に入っている。ちなみにハナミズキは日本酒の次に好きだ。


ハナミズキの歌詞の中に、

君と好きな人が百年続くといいな、みたいな歌詞があるせいで、最近ではこの曲が結婚式で使われることも多いそうなのだが、広告批評の3月号の中で、一青窈は「君というのは、誰でもよい」といったことを言っている。ハナミズキの詞は9.11をきっかけに書いたものであって、どうやら一青窈は、「誰か自分の知らない人の、好きな人の幸せまで祈れるような優しさがあればいいのにね」みたいなことを唄っているようなのである。


残念ながら私はそこまで立派で気高い精神性は持ち合わせていないけれども、せめて自分の知っている人、あろうことか私を追い抜かし研究室を卒業し、さらには結婚式まで挙げてしまった後輩であるとか、知らないうちに都電を貸し切って爆笑結婚パーティを取り行なってしまった友人などの幸せを祈らずにはいられないわけであります。

ハナミズキ

ハナミズキ