スーパーが古着屋に。。。

久しぶりに、祖父母の家の周りを散歩していたら、以前あった八百屋とかスーパーとかが無くなってしまって、その代わり大通り沿いに複合型のショッピングセンターみたいなのができていることに気がついた。だんだん、祖母が歩いていける距離のお店が無くなってしまっている。
こういう流れがちらほらと問題になってきているけれど、止まらないのは、それで不便を被る人より便利になる人が多いから。でも、その関係が逆転する日がそう遠くない未来にやってきて、そのとき失くしてしまったものの重大さに気がつく。気がついたとしても、おそらく便利なそれは無くなることはなくて、失くしてしまったものはそう簡単には戻ってこない。

私は出来てしまったものは出来ない昔に返れないと思っている。

という山本夏彦の言葉を思い出す。

「夏彦の写真コラム」傑作選〈1〉 (新潮文庫)

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