お説教

夜、後輩に説教を垂れた。まだ説教される身分でありながら、人様に説教するなど恐れ多い。気を抜くとひどい事を言ってしまいそうで、やたらと沈黙の多い説教になってしまった。ふと時計を見ると30分くらい経っていた。疲れて何も言う気がしなくなった。説教というのは結構なエネルギーを消費するものらしい。親や先生の気持ちが少し分かった気がする。

同僚が細挽きの珈琲豆を買ってきた。細挽きはペーパードリップに適さないので、えぐ味の多い後味の悪い珈琲が抽出されてきた。慣れないことはするものではない。